冷凍カニを鍋にそのままならボイルはNG!賞味期限は半年や一年も日持ちする?

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冷凍カニは生とボイルされたものがありますが、鍋に入れるなら生カニがいいですよ。

ボイルカニは一度湯に通しているので、鍋に入れることで2度湯に通すことになります。

生カニを全解凍せず半解凍してそのまま鍋に入れるとうまみも鍋に溶け込みます。

また冷凍カニを半年~一年冷凍庫に長期間保管している場合、やめておいた方が賢明です。

冷凍カニは鍋にそのまま入れられて調理も簡単なので、手に入ったらなるべく早く食べきってしまいましょう。

目次

冷凍カニを鍋にそのまま入れるなら生蟹が良い理由

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

カニ鍋にする時、冷凍カニをそのまま入れるか、解凍した方がいいのか悩んでしまいますよね。

冷凍カニをそのまま鍋に入れて食べることはできます。

しかし、冷凍カニには

  • 生のカニ
  • ボイルされたカニ

の2種類があり鍋に入れて食べるのにおすすめなのは、生のカニの方です。

生のカニが鍋に向いている理由

ボイルされたカニは一度火を通しているため、鍋に入れるとさらに火を通すことになってしまいます。

そうすることで、カニの身がパサつきやすくなってしまうので、美味しく食べるには生のカニがおすすめです。

ボイルされたカニは、一度ボイルすることでうまみが生のカニより少なくなってしまっています。

生のカニで鍋をすると、鍋の中にうまみが流れるため、鍋も美味しくなるのも嬉しいですよね。

冷凍カニはそのまま鍋に入れても大丈夫ですが、生のカニでも火を通しすぎれば、身はパサつきます。

なるべく鍋の中にある時間を減らすためには、半冷凍ぐらいまでは解凍しておいた方が美味しく食べることができますよ。

また、ボイルされたカニでも鍋にそのまま入れても食べることはできますので、必ず生のカニじゃないといけない訳ではないので安心してくださいね。

冷凍カニは洗う?洗わず解凍する?

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

冷凍のカニを食べる前には、カニを洗わなくても大丈夫です。

野菜などは食べる前に洗い流すことが多くあると思います。

冷凍カニは解凍されていく段階で少しずつ水分も出ていってしまい、この水分がかにのうまみでもあるのです。

水で洗ってしまうと、このうまみも一緒に流されて行ってしまうため、うまみが流れていってしまうことで味が落ちてしまい、身もパサついてしまいます。

スーパーで売っているボイルされているカニなど、衛生的に心配で水で流したいと思う方は、さっと流す程度であれば大丈夫ですよ。

流水解凍をする際もビニール袋やジップロックに入れて、カニと水が直接触れ合うことがないようにした方が美味しいかにを食べることができるということです。

冷凍カニの上手な解凍方法や急ぎで解凍する方法

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

冷凍カニの美味しく食べることができる1番の解凍方法は、冷蔵庫でゆっくりと解凍する方法です。

完全に解凍してしまうと、カニの身から水分が出てしまって美味しさが半減してしまう可能性もあります。

先程もご紹介しましたが、鍋にする際には半解凍にしてあとは鍋の熱で調理ができるとちょうどよく美味しく食べることができます。

冷蔵庫で解凍する方法で上手に解凍をするためには、キッチンペーパーや新聞紙などを敷いたザルにカニを乗せて、ビニール袋やラップをして冷蔵庫に入れます。

完全に解凍する場合には、一日程かかります。解凍をしている間、少しずつ水が溜まってきますので、気づいたときに捨ててくださいね。

どうしても急ぎで解凍したい場合には、カニをビニール袋やジップロックに入れてから、流水で解凍する方法を試してみてください。

ほっとらかしで流水で解凍すると、半解凍を通り越して完全に解凍されてうまみがでてしまうので時間には注意です。

様子をちょこちょこ見ながらちょうどいい具合であげてくださいね。

絶対にしてはいけない解凍方法は、レンジでチンすることです。カニのうまみが流れ出てしまって美味しくなくなってしまいます。

ついつい急いでいるとレンジでの解凍や室温で解凍をしてしまいますが、カニは解凍を失敗すると臭みが出てしまったりパサついて美味しくなくなってしまうことがあります。

冷凍カニの日持ち、半年や1年は賞味期限大丈夫?

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

冷凍してから半年以上経っているカニは基本的に食べない方がいいでしょう。

冷凍してあれば大丈夫!と思いがちですが、カニは腐りやすく、おなかをこわす可能性もないわけではありません。

冷凍庫の温度が一定に保つことができていれば、家庭用の冷凍庫でも1年ほどは日持ちさせることはできます。

しかし、家庭用冷凍庫はずっと閉めっぱなしでない限り、温度を保つことができない為、1か月ぐらいで食べきってくださいね。

腐ってしまったカニは、酸っぱいようなにおいやぬるっとしたものが出てきていたりします。

食べて変な味がした場合にも、それ以上食べることはやめてくださいね。

そして、解凍した冷凍カニは冷蔵庫で2日ほどしか日持ちしませんのでご注意ください。

解凍後は常温に置く時間が長いほど腐りやすくなっているので、気を付けてください。

なるべく早く食べることをおすすめしますが、残ってしまうこともありますよね。

解凍して時間が経ってしまったカニは、必ず火を通してから食べるようにしてくださいね。

また、冷凍カニを解凍してから再冷凍することは、衛生上の問題があるので必ず行わないでください。

冷凍カニではない生のカニを入手した場合の冷凍保存の仕方は、茹でてから冷凍する方法がベスト。

生のまま冷凍すると、カニの身が黒ずんでしまって、見た目だけでなく味も落ちてしまいます。

茹でてからしっかりとラップをして、ジップロックなど密封してから冷凍庫に保存しましょう。

しっかりと密封されていないと、水分がでてしまって身がパサついてしまいます。

また、冷凍保存をしても3日ほどしか持ちませんので、冷凍だからと言って長期保存ができる訳ではないのでご注意くださいね。

冷凍カニの冷凍保存期間は1か月ぐらいなのに、なぜ3日程しか日持ちしないの?と疑問に思いますよね。

お店やネット通販で販売しているカニは鮮度があるうちに業務用の冷凍庫で急速冷凍をしています。

なので、賞味期限は長く保つことができますが、家庭用の冷凍庫では業務用の冷凍庫の温度にはくらべものにはなりませんので、日持ちは3日ほどということです。

カニは傷みやすい食材なので、保管には注意してくださいね。

冷凍カニ鍋の食べやすい切り方や作り方

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

鍋に入れる冷凍カニの食べやすい切り方は、カニの脚に包丁で切り込みを入れておく方法です。

切り込みを入れておけば、食べる時に手で広げて箸で身を簡単に出すことができます。

こちらは切り込みを入れる方法ですが、わたしのおすすめの方法もご紹介します。

それは、ピーラーを使用する方法です。

ピーラーをカニの脚の部分に沿ってスーッと野菜の皮むきと同じ要領でやるだけです。

お店でもこのような状態で出てくるときもあります。

こちらの方法は簡単にできますし、食べる時も手で殻を広げなくても食べることができますよ。

その時に注意してほしいのは、殻でケガをする恐れがあるので、気を付けながら切ったり、食べたりしてくださいね。

鍋の大きさによっては、カニの脚の関節のそばを切るのもおすすめです。

関節を切ってしまうと切り口が小さくなってしまい、身を出しにくくなってしまうので、なるべく関節の近くの場所にしましょう。

下処理をしてからカニ鍋にするだけで、食べる時に楽に食べることができますよ。

ところでカニ鍋はどのように食べていますか?

わたしはカニの味を楽しみたいので、さっぱりとした味わいの昆布だしの鍋にすることが多いです。

その際に具材も各家庭でバラエティ豊かなものがありますよね。

メジャーな具材は、野菜にきのこ、豆腐にカニと言ったところでしょうか。

ここでおすすめなのは、魚介系!

カニが入っているのに他にも入れるの?と思うかもしれませんが、魚介系のうまみがギュギュっと詰め込まれて、〆まで美味しく食べることができます。

しかしここで注意してほしいのは、どんな魚介でも相性がいいわけではないということです。

カニ鍋の主役であるカニの味を邪魔しないように、淡白な味わいを楽しめる白身魚やエビなどがおすすめです。

お肉を入れるのも豪華になりますが、肉を入れる際にもなるべく淡白な部位のものを選んでください。

お肉のおすすめは鶏肉や肉団子がいいですよ。

カニは美味しいんですけど、食べずらく、めんどくさいと思う方も多いですよね。

カニの身だけを鍋に入れて食べる方法は食べやすくていいですが、カニの殻からも旨味が出るため、出来れば一緒に煮込みたいところです。

そんな時は、ご紹介した切り方や具材でカニ鍋を楽しんでみてください。

冷凍カニ鍋以外の食べ方!おうちで作れる蟹レシピ

冷凍カニ鍋はそのまま入れても大丈夫?

冷凍カニを鍋以外でも美味しく食べることができる食べ方をご紹介します。

簡単でおすすめ!焼きガニ

シンプルでありますが、一番おすすめな食べ方です。

冷凍カニを半解凍した状態で、グリルに入れて焼きます。5分ほどすれば食べごろになるので、醤油をかけて食べましょう。

グリルに入れて焼きましたが、この食べ方はBBQで食べるのもおすすめです。

残ったカニでも大丈夫!炊き込みご飯

カニ鍋で残ったカニを使っても大丈夫なメニューです。

カニの身だけを入れてもいいですが、殻ごと入れて炊くと、うまみがたっぷりと出てごはんがとっても美味しくなります。

もう一品の汁ものにも!中華スープ、味噌汁

鶏ガラスープに卵を溶いて、カニの身を入れるだけで、中華スープに変身します。

味噌汁を作る際には殻付きのまま作ると、いいおだしが出ますよ。

さっと作ることができるので、朝食メニューにもぴったりです。

リッチなグラタン!カニグラタン

子供から大人まで大好きなグラタンです。

ホワイトソースから作るグラタンもいいですが、簡単に作りたい方はレトルトのホワイトソースをかけても美味しくできますよ。

カニの甲羅がある場合には、お皿代わりにするとまるでお店に出てくるようなグラタンになります。

残ったホワイトソースでカニクリームコロッケもおすすめですよ。

卵を使って和洋中に変身!かに玉、茶わん蒸し、オムライス

卵を使えばさまざまな料理に使うことも可能です。

卵にほぐしたカニの身を入れて、焼いて、餡をかければかに玉に!

茶わん蒸しの具材にほぐしたカニの身を入れれば和食にも!

オムライスにはチキンライスの中に入れてもいいですし、オムライスのトッピング、ソースに入れてもいいですね。

オムライスは以外と思われるかもしれませんが、トマトとカニの相性抜群なので、リピート確定メニューですよ。

カニ入りのソースを作った場合はパスタにかけても美味しく食べることができますよ。

冷凍カニをどのように調理すればいいのか、わからない方はぜひ一度こちらの方法で食べてみてください。

残ったカニでも作ることができるメニューばっかりなので、二日目のカニでも安心です。

解凍方法で美味しさがガクッと変わってしまうカニですが、注意すれば美味しく食べることができます。

もし悩んだときはご紹介した方法を試してみてくださいね。