かき揚げがべちゃべちゃになってしまった時は、手っ取り早くオーブントースターやグリルで温めてみましょう。
温めすぎると焦げてしまうので、アルミホイルを使うとカリっとさせることができます。
また、何をやってもべちゃべちゃでどうにもならない時のかき揚げリメイク料理も紹介しています。
かき揚げがべちゃべちゃでまさに今悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
かき揚げがべちゃべちゃな時の対処法
かき揚げがべちゃべちゃになってしまったときは、
- オーブントースター
- グリル
で温めなおししましょう。
温める時間が長いと、焦げてしまう原因になってしまうので、温める時間には要注意です。
こんがりしてきた場合には、アルミホイルをかけて様子を見ながら温めてくださいね。
アルミホイルをぐちゃっとしてから少し伸ばして、敷いて、そのうえで温めると、油が落ちて、カリっとさせることができますよ。
時間をおいてべちゃべちゃになってしまった場合や、冷めてしまったお惣菜のかき揚げにもこちらの対処法は使うことができます。
トースターで温める前に、霧吹きのようなもので少量、水を吹きかけることで、水分が飛びやすくなり、カリっとした出来上がりになるので、覚えておくといざという時に使えますよ。
しかし、水の量が多すぎると、べちゃべちゃになってしまい水分も飛ばせなくなってしまいますので、本当に少量で大丈夫です。
フライパンでも温めることはできますが、トースターやグリルの方が、カリっとさせることができますし、洗い物も減らすことができるので、そちらの方がおすすめです。
かき揚げがべちゃべちゃになる原因は何?
かき揚げがべちゃべちゃになってしまうのは、
- 油の温度が適正ではない
- 衣
- 材料から出てくる水分
がべちゃっとさせてしまう原因になります。
油の温度が適正ではない
油の温度が低いと、かき揚げがべちゃべちゃになってしまいます。
揚げ物を始める前に鍋で油を温める工程をしっかりと行いましょう。
だいたい温まったかなという憶測で揚げ物を始めずに、天ぷらに適した温度である180℃になってから、揚げ物を始めましょう。
油の温度は温度計で測ることが一番正確ですが、衣を落としてから中の方まで沈んでから、すぐに浮き上がれば170~180℃ぐらいの目安になると言われています。
沈むことがなく、すぐに浮き上がったり、沈んでから数秒経ってから浮き上がる場合は、温度が高すぎたり低すぎたりするので、目安にしてみてくださいね。
他にも、油の温度が低くなる原因は、一度に多く揚げ物を入れてしまうのが考えられます。
一度にたくさん揚げて、揚げ物を早く終わらせたい気持ちから、鍋いっぱいに揚げ物を入れると、油の温度を低くしてしまい、べちゃっとした出来上がりになったり、揚げるのに時間がかかってしまったりします。
油の温度を一定に保つためにも、揚げ物と揚げ物の隙間ができるぐらいの距離で揚げましょう。
また、油が少なすぎるのも揚がりにくい原因の一つにもなりますので、油の量も考えましょうね。
衣
かき揚げの衣には小麦粉を使いますが、小麦粉を混ぜすぎると、グルテンという性質が出てきます。
このグルテンは弾力や粘りを出したりする性質がありますが、天ぷらの衣の水分を抜けにくくする原因にもなります。
天ぷらの衣を作る際に、「冷水」を使うとありますが、冷水を使う理由はグルテンを出しにくくすることができるからです。
天ぷら衣を作る際に、卵の代用でマヨネーズを入れると、揚げていく中で、衣の中の水分を減らすので、カラッとした出来上がりになります。
しかし、天ぷら粉を使えば、グルテンが出にくいように作られているので、小麦粉で作る衣より、カラッと揚げやすく成功しやすいので、揚げ物に慣れていない人はぜひ使ってみてください。
材料から出てくる水分
材料から出てくる水分とは、野菜に含まれている水分や、衣をつける際にしっかりと水気を拭いていなかったりすることが原因です。
衣をつける前にキッチンペーパーで水気をしっかり拭くことで、衣がべちゃっとなりにくくなるだけでなく、揚げる工程で油をはねにくくすることもできます。
揚げ物をする際に、下味をつけてから揚げると味がついていておいしく作ることができますが、天ぷらには下味をつける必要がありません。
下味をつけることで、水分がついてしまってべちゃっとなってしまう原因になるので、注意しましょう。
揚げた後はキッチンペーパーに乗せている人が多いと思います。
実は、これもべちゃべちゃになる原因の一つです。
キッチンペーパーの上に揚げ物を乗せていても、触れ合っている部分は油がしっかりときれません。
網の上に置いた方がしっかりと油がきれるので、そちらをおすすめします。
かき揚げがべちゃべちゃ!お助けリメイク料理
べちゃべちゃのかき揚げを美味しく食べることができるリメイク料理をご紹介します。
卵とじ丼
失敗したかき揚げを鍋に入れて、少し温めてから溶いた卵を入れて卵とじにします。
丼に入れたご飯の上にかけて、卵とじ丼の完成です。
溶き卵に味付けをするのには、めんつゆを使うと味が簡単につけることができるのでおすすめですよ。
おにぎり(天むす風)
べちゃべちゃになったかき揚げを包丁で細かく刻みます。
炊いたご飯に、刻んだかき揚げ、めんつゆを少々入れて混ぜ合わせてから、おにぎりにする。
紅ショウガを入れても美味しくなりますよ。
チヂミ
べちゃべちゃになったかき揚げを崩してから、小麦粉、片栗粉を50グラムずつ、水100ml、鶏ガラスープの素または和風だし小さじ1ぐらいを入れて混ぜる。
フライパンにごま油を敷いて、カリっと揚げるように焼く。
チヂミのたれを作らなくても、食べるラー油を多めにかけて食べることができるのでおすすめです。
べちゃべちゃだったことがわからないぐらい、美味しくておすすめなリメイクレシピです。
かき揚げを失敗しなくても作りたくなるぐらいですよ!