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枝豆の冷凍がまずくならない方法
枝豆は生であると、長持ちをしないので冷蔵をしていてもなるべく早めにに食べてしまわなければいけません。
しかし、冷凍をすれば美味しさを長持ちさせることができ、いつでも食べたいときに食べることができます。
美味しく食べるために冷凍保存をするには、まず鮮度の良い枝豆を選ぶ必要があります。
枝豆の鮮度ってどこを見極めればいいのかわかりませんよね。
実は野菜について詳しくない人でも見極めやすい野菜なんですよ。
枝豆は普段スーパーではさやに入っている状態で販売されていることが多いですが、一番鮮度がいいものは枝についている枝豆です。
枝からとってしまうとどんどんと鮮度は落ちていきます。
さやしかない場合は、さやの色やハリ、さやに生えている産毛も鮮度によって変わってきます。
綺麗な緑色で、ハリがある枝豆は鮮度がよく、茶色くなっていたりハリがない枝豆は鮮度が落ちていたり、あまり美味しく無い枝豆である可能性が高いです。
実が大きい枝豆はおいしそう!と思いがちですが、実が大きくなると香りが落ちてしまうともいわれているので、大きければいいとはいう訳でもありません。
枝豆をおいしく冷凍する方法
美味しい枝豆を選んだら次は冷凍の仕方です。
冷凍をするには、
- 生のまま冷凍をする方法
- 茹でてから冷凍する方法
がの2つがあります。
茹でてから冷凍する方法の方が便利であり、味の劣化も少ないのでおすすめです。
しかしどちらの方法でも冷凍することはできますのでどちらの方法を選ぶかはライフスタイルに合わせて変えてみてくださいね。
生で冷凍する方法は、軽く水洗いをしてから、キッチンペーパーで水気をふきます。
水気をふいた枝豆を保存容器または、ジップロックなどの袋に入れて冷凍庫で保存します。
一度で食べる分などに小分けして冷凍すると、使いやすくておすすめです。
水洗いをする段階で、塩をもみ込んでから洗い流すあく抜きをしておくと美味しく食べることができますよ。
茹でてから保存する場合は、軽く水洗いしてから、さやの両端をカットします。
塩を振りかけてもみ込むと産毛が落ちます。
鍋にお湯を沸かしてから、塩を入れて茹でます。
茹でた枝豆はザルで水気を切って粗熱を取ります。
あらかた熱が取れたら、保存容器またはジップロックなどの袋に入れて冷凍庫で保存します。
茹でてから冷凍する際のポイントは、枝豆は茹ですぎず、少し固めに茹でてくださいね。
さやごと冷凍するのもいいのですが、さやから実をだしてから保存すると料理にも使いやすくておすすめです。
少し手間はかかりますが、サラダや炒め物にパラパラッと入れたり、緑が欲しい時に手軽に使うことができますよ。
冷凍した枝豆の上手な解凍方法
次は解凍方法です。
解凍方法は生で茹でたか、茹でてから冷凍したかで変わってきます。
生で冷凍した場合は、鍋にお湯を沸かしてから、冷凍されたままの枝豆を入れて茹でます。
自然解凍をすると食感が悪くなるので、冷凍のまま茹でてくださいね。
茹でてから冷凍保存をした場合は、レンジで加熱をするか、お湯で軽く茹で直すのがおすすめです。
もちろん自然解凍でも食べることはできますよ。
実だけを冷凍した場合は、加熱する料理であれば、冷凍のまま焼いたりすることもできます。
枝豆の冷凍がまずい理由は何?
冷凍の枝豆が美味しくないと言われる原因は、生の枝豆を冷凍した場合に多くあります。
生の枝豆を冷凍すると、枝豆の本来の甘さが損なわれてしまいます。えぐみや苦みを出てきやすくなるので美味しくないという印象になってしまうのかもしれません。
しかし、茹でてから冷凍すれば甘みが損なわれることはほとんどないので、冷凍保存するには茹でてから冷凍する方法がおすすめということです。
しかし茹でてから冷凍する方法にも欠点があり、解凍する段階で熱が加わるため柔らかくなりやすくなります。
そのため、程よい食感にするために茹でてから冷凍する場合は固めにゆでることをおすすめしています。
また、あく抜きもしっかりと行うことで美味しく食べることができるので、面倒な作業にはなりますが、しっかりと行いましょうね。
冷凍した枝豆の日持ちは1ヶ月
冷凍した枝豆の日持ちはだいたい1か月です。
それ以上は保存できないわけではありませんが、味と食感を美味しいと感じることができるのは1か月ほどです。
それ以上保存すると、どんどんと味、食感と劣化していきます。
なるべく食べきれるような量で冷凍保存をしてくださいね。
冷凍野菜として販売している枝豆は1か月以上の賞味期限になっています。
それは、企業用の冷凍庫で冷凍保存した場合であったり、下処理の仕方であったりするため長く保存することができるようになっています。
もしあまり使わないという場合には、冷凍野菜の枝豆を購入するのもいいと思います。
実だけ冷凍されたものもありますし、さやもついたままの枝豆もありますし、お好みのものを購入することができるのはありがたいですよね。
塩味がついた枝豆やついていない枝豆と様々な種類もあるので、自分の好みのものを便利に使ってみてくださいね。