ジップロックのタッパータイプはレンジで温めることができますが、使い方を間違うと溶けることもあります。
フタを取らずにそのまま温めたり、油っぽいものも溶ける可能性が高くなるので注意が必要です。
でも正しい方法でレンジで温めれば溶けることはなく、快適に使うことができますよ^^
目次
ジップロックのタッパーはレンジで溶ける?
ジップロックのタッパーをレンジで温めることはできます。
しかし、温めすぎてしまうと溶けてしまう場合もあるので、使い方に注意して使用しなければなりません。
ジップロックのタッパータイプのものは、正式には「ジップロック コンテナ」と呼ばれており、蓋がしやすく、冷凍、冷蔵にも使用することができるのでとても便利です。
形やサイズも種類豊富にあり、使用目的別に使うこともできるので、収納も上手にできてしまいますよ。
ジップロックコンテナをレンジで使用しても溶けることはほぼありませんが、使用方法を間違えると溶けてしまうこともあります。
間違った使用方法
間違ったジップロックのタッパーの温め方。
- レンジで加熱する際にフタを閉めて加熱する
- 油分の多い食品を温める
- 糖分の多い食品を温める
こちらの加熱方法は間違っているため、絶対にしないでください。
これは、ジップロック公式に注意書きがしてあり、ジップロックコンテナの取扱説明書にも記載してあるはずなので、一度確認してみるといいでしょう。
このように間違った使用方法をすることで、ジップロックのタッパーが溶けてしまうことがあります。
ジップロックコンテナの耐熱温度は140℃と普通にレンジで使用する際には問題がありませんが、油分の多い食品であるシチューやカレー、糖分の多い食品であるタレなどを温めると、耐熱温度を超えてしまう可能性があります。
必ずしも耐熱温度を超えるという訳ではありませんが、これらの食品は温度が上がりやすかったり、急激に温度が上がってしまうことがあるので要注意です。
これらの食品でなくても、長時間レンジで加熱をすれば耐熱温度を超えてしまうこともありますので、加熱時間には気を付けてください。
また、ジップロックコンテナが溶けてしまったら、その食品は食べないでください。
間違って食べてしまった場合、心配になりますが、体に取り込まれないので人体に影響が出るわけではありません。
しかし、体に取り込まない方がいいものには変わりないので、なるべく食べないように溶けてしまった場合は廃棄することをおすすめします。
ジップロックコンテナが溶けてしまった場合は、形の変形や人工的な臭いがするので見た目や匂いでの変化も分かりやすいです。
ついつい、蓋をしたまま加熱してしまうこともありますが、溶けてしまう原因になりますので、ご注意くださいね。
ジップロックのタッパーでの上手な温め方や保存方法
ジップロックコンテナの温め方は、基本的には蓋をずらして温めます。
蓋をずらす理由は、密封してレンジで温めると耐熱温度を超えてしまう可能性があるからです。
ラップをして温めたほうがいい食材は、蓋をずらして温め、ラップをしなくてもよい食材は、蓋を取ってレンジで温めます。
ラップをして温めていい食材ってなに?と普段何も気にせずに使っていた方もいると思います。
電子レンジで温める際にラップをして温めたほうが美味しくできる食材と、ラップをしずに温めた方が美味しくできる食材とあります。
基本的に蒸し料理や煮物、ゆでたりする水分が含まれる料理は、ラップをして温めることが適しています。
焼き料理や揚げ物などのカラッとした仕上がりにしたい場合は、ラップをせずに温めることが適しています。
このように料理の出来上がりによって、温め方も変えていくと美味しく食べることができますよ。
ジップロックコンテナの耐冷温度は-20℃まで対応しているので、冷凍、冷蔵どちらでの保存が可能です。
高さがあるようなサイズから、コンパクトサイズなど保存したいものによって適したタッパーを使うことができるので冷蔵庫もすっきりとします。
汁気のあるものでもしっかりと蓋をして保存することもできますよ。
例えば、大容量で販売されているフルーツ缶などをジップロックコンテナに入れて保存したり、まとめて作った作り置きのおかずを一日分ずつ分けて保存することもできます。
その他にも乾燥をしないように保存したいドライフルーツなどもジップロックコンテナの中に保存することもできます。
冷凍保存でおすすめなのは、ごはんです。
冷凍ご飯用のジップロックコンテナも販売しており、上手に加熱することができる構造であったり、ご飯がべたつかないようになっていたりと一食分の大きさになっているのでとても便利ですよ。
出来たご飯やおかずを保存するのもいいのですが、漬け込んで後は焼くだけにしておく場合にもジップロックコンテナは便利です。
漬け込みにはジップロックの袋タイプのものを使用する方も多いと思いますが、ジップロックコンテナであれば、使用後も洗えば何度も使うことができます。
また、袋と違って、安定しているので材料を入れやすく、こぼしにくいです。
ただ、もみこんだりする工程はジップロックコンテナではできないので、料理によってジップロックとコンテナと使い分けるといいですね。
ジップロックのタッパーでできる時短レシピ
ジップロックコンテナを使ったおすすめレシピをご紹介します。
インスタントラーメンが本格ラーメンに!具沢山ラーメン
材料
- お好みの野菜
- 豚肉
- 鶏ガラスープの素
- 塩コショウ
- ごま油
作り方
- 野菜、豚肉は一口大のサイズに切る
- ジップロックコンテナに野菜と豚肉を入れて、塩コショウ、鶏ガラスープの素で味付けをする
- 蓋をずらして、レンジで2~3分温める
- ごま油を少々垂らして混ぜ合わせる
- インスタントラーメンの上にかけて出来上がり
- おすすめの野菜はキャベツやもやしです。
お好みに合わせてニンニクを入れても美味しくなりますよ。
フライパンや鍋を使わなくてもできるレシピなのでめんどくさいときにもおすすめです。