おねショ布団は時間がたったシミや匂いは落とすのが難しくなってしまいます。
効果的なのは酵素系の漂白剤、他には重曹や固形石鹸があり落とし方をまとめました。
時間がたったおねショ布団の匂いはクエン酸スプレーがいいですよ。
洗えないマットレスや洗濯不可の布団へのおねショの落とし方も紹介しています。
目次
おねショ布団、時間がたったシミを落とす方法はある?

時間が経ってしまったおねしょ布団のシミを落とす方法ですが、基本的には落とすことができません。
時間が経ってしまうとシミであるたんぱく質が汚れになってしまい、簡単に落とすことができない頑固な汚れになってしまいます。
完全にシミを落とすことはできませんが、ある程度のシミに効果がある方法はあります。
一番効果的な方法は、酵素系の漂白剤を使うことです。
使用方法に従って、シミの部分に使用してみてください。
色ものに使用すると、色落ちを起こす可能性があるため、ご注意くださいね。
他には、固形石鹸や重曹を使うのも効果的です。
たんぱく質汚れにはアルカリ性で中和される為、固形せっけんや重曹を使うのもおすすめです。
ぬるま湯に溶かした固形せっけんや重曹をシミの部分に漬け込んだり、霧吹きでシュッと吹きかけてみましょう。
わたしは基本的に汚れを押し出すようにポンポンと叩いておりますが、ブラシでこするとシミが落ちやすいという話は聞いたことがあります。
ただこの方法は、生地を傷める可能性も高いため、気になされる方はおすすめしません。
シミがついていると気になってしまいますが、カバーを被せれば見えないからと割り切っています。
できる範囲で頑張っても落ちないシミもありますので、諦めるのも一つの手ですよ。
おねショ対策の防水シーツは敷き布団の上にかけるタイプと下に敷くタイプがあります。
おねショ布団、時間がたった匂いにはクエン酸スプレー

時間が経ってしまったおねしょ布団の匂いを落とす方法は、クエン酸スプレーが効果的です。
クエン酸スプレーは水200mlに対してクエン酸を小さじ1程度いれて、混ぜ合わせるだけでできます。
霧吹きに入れておねしょの部分に吹きかけることで、おしっこの匂いであるアンモニア臭であるアルカリ性を中和してくれるので、匂いを分解してくれます。
それでもまだ気になる場合には、クエン酸消臭スプレーをおすすめします。
先ほどのクエン酸スプレーにお好みのアロマオイルを数滴入れるだけで、完成です。
アロマオイルの成分で殺菌効果も期待することもできるものもあるので、匂いだけでなく菌も抑制することができるのは嬉しいですよね。
アロマオイルを入れすぎると、においが強くなってしまいますので数滴入れるだけにしましょう。
また、クエン酸スプレーに入れることで、クエン酸でにおいを中和しながらアロマの香りがでるため、アロマオイルを振りかけたりすることでにおいが落ちるという訳ではありませんのでご注意ください。
おねショ布団、洗えないマットレスや洗濯不可のものへの応急処置

洗えない布団におねしょをしたときの応急処置や対処法をご紹介いたします。
まず、布団からおしっこを取り除くことが大切です。
そして、匂いをなくすための処置をします。
最後に布団を乾かすことで、洗濯ができない布団にできることは全てです。
詳しく説明していきます。
おしっこを取り除く
なるべく早くおしっこを取り除くことができると、匂いやシミも残る可能性がすくなくなります。
おしっこを取り除く方法は、濡らしたタオルでポンポンと染み抜きするような要領で、おしっこをした部分からおしっこを取り除きます。
濡れたタオルで行うことで、布団がもっと濡れてしまいますが、濡れたタオルを使用することで匂いを抑えることができます。
時間があるようであれば、部分洗いをすることをおすすめします。
おしっこの部分のみを水道やバケツなどで洗い流すことで、後に残る匂いを抑えることができます。
ここで注意してほしいことは、熱湯を使わないことです。
熱湯は殺菌効果もあるので、熱湯をつけがちなんですが、おしっこの匂いが残るアンモニア臭は、熱を加えることで固まってしまい、一度固まってしまうと分解することはないようです。
なので、水またはぬるま湯で洗い流してくださいね。
匂いをなくす
先ほどのおしっこを取り除く工程であらかたの匂いは落とすことができます。
しかし、念を込めて匂い対策をしておいたほうが安心です。
おしっこのアンモニア臭には、クエン酸スプレーが効果的です。
クエン酸は植物由来の天然成分なので、小さな子供やペットがいても安心です。
クエン酸スプレーがない場合には、酢を代用して作ることもできます。
酢と水を同量溶いて作ることができます。酢のスプレーの場合は少々匂いが気になりますが、時間が経ちおしっこのにおいと中和されれば気になりませんよ。
布団を乾かす
最後に布団をしっかりと乾かしましょう。
ここで、しっかりと乾かすことができていないと、生乾き臭も起きてしまって、とっても大変なことになってしまいます。
天気が良ければ、天日干しが一番効果的ですが、梅雨の時期や雨が降っている日には困ってしまいますよね。
その時は、まず布団の水分を取り除くために、乾いたタオルで抑えて水分を取り除きましょう。
そのまま乾かすよりも、タオルでできるだけ水分を吸収してからの方が乾きやすくなります。
室内干しをする際には、エアコンの除湿や暖房、扇風機で風を送ると乾きがよくなりますよ。
部分的で濡れている箇所が少ない場合には、ドライヤーで乾かすのも一つの手です。
しかし、ドライヤーで乾かすには時間が結構かかるので、根気が必要になってきますのでご注意くださいね。
家庭で洗濯することができない布団やマットレスなど、洗うことができない布団におねしょをしてしまうと困ってしまいますよね。
特に忙しい朝になると、応急処置をするしか方法がないときもあります。
その場合でも、おしっこを取り除く、匂いを残さないようにする、乾かす、この3点に注意すれば、ちゃんと対処できるので安心してくださいね。
休日など時間がある日には、しっかりと時間をかけて対処することで、シミや匂いも気になることない仕上がりにもなりますよ。
あとは防水シーツ1枚あるとだいぶ手間が違うと思います。