言うことを聞かない子どもに鬼から電話がくるというアプリを使って
- 予想以上に怖がる
- 絵本の鬼もダメになった
- 見たこともない顔になり怯えてしまった
と子どもがトラウマになるほどの恐怖心を与えてしまったと後悔している人はけっこういます。
鬼から電話アプリは怖がらせるために作られたアプリではないのですが、子どもによっては効果がありすぎる場合もあります。
でも「助かっている」や「ここぞというときだけ使っている」と上手に使う人も多いんですよ。
この記事では鬼から電話アプリを使って後悔したという口コミや使うことのメリットデメリットを紹介しています。
鬼から電話アプリは賛否両論ありますが、メリットデメリットを知って子どもに合った使い方をすれば育児も少しはラクになるんじゃないかなと思いました。
目次
鬼から電話アプリで後悔

子どもが言うことを聞かないときに鬼から電話のアプリを使って後悔している親はけっこういます。
YouTube見るのやめないから、鬼から電話かかってくるアプリ初めて使ったら息子がパニックになりかけてやばかった。それからずっと私にくっついて離れなくて、話す時も小声で怯えてた。ただでさえ怖がりなのにトラウマにさせてしまって猛反省。アプリはすぐさま削除した。
— とーまま@4y (@79spica211) August 5, 2021
思った以上に効果があり、
- 子どもが大泣きしてしまった
- 明らかに怯えている
- 怖がってそばから離れない
- 鬼という単語が出てくるだけで怖がる
など、鬼から電話アプリを使ったことで日常生活にも支障が出てきてしまって後悔しているんですよね。
鬼から電話アプリを使って後悔した口コミ




鬼から電話アプリを使って想像以上に効果があり、使ったことを後悔している方の口コミはこちら。
鬼から電話伸びてるので…
あれアプリ起動して設定すると
鬼や幽霊、虫歯だらけの男の子とかから電話が来てテレビ電話するみたいな感じになるんだけど
通知が鳴った時点で子どもがめちゃくちゃ怖がるようになってね…
普通にトラウマになってると思う…
後悔してる😞— ℳ❁*.゚ (@xY1213Hx) February 3, 2021
長男🥺
鬼👹からの電話で怖がらせすぎた。。
過呼吸になりかけて焦った。寝顔みながら後悔。。
はぁ。。。— 🌈はなぽち🌈 (@Hanapochi1) March 26, 2020
みなさん共通しているのはやっぱり「とても怖がらせてしまった」こと。
でも怖がらせるのが面白くて鬼から電話アプリを使ったわけではなく苦肉の策なんですよね。
- 服も着ない
- ごはん中は遊びだす
- お風呂も歯磨きもイヤ
- 外やお店で暴走し始める
- その他色々
毎日毎日毎日これの繰り返しだともう本当に育児が嫌になってくるんですよね。
だからちょっとでも、ほんの少しでも鬼から電話アプリを使って育児がスムーズにいくなら頼りたいんですよね。
適度に効くならいいけど問題なのが怖がらせすぎてトラウマレベルになってしまうこと。
「まさかこんなに怯えるとは思わなかった」というくらい効果があった子どもには、かわいそうなことをしたと親は後悔してしまっています。
鬼から電話アプリの効果




鬼から電話アプリを使って、
- 効果がありすぎた
- 効果がまぁまぁあった
- まったく効果なかった
など子どもの性格や年齢によって様々です。
息子がねんねぜんぜん!(全然眠くない)と絶叫しながら絵本を裂き、硬めのおもちゃを投げ散らかすので、遂に禁じ手 #鬼から電話 に頼ってみた。噂以上の効力。それまで餓鬼の如く暴れ回っていたのに、一瞬でこあい…こあい…(怖い)と可愛いらしくビビリ上げ、すっと寝た。鬼すげえ!民俗伝承に感謝! pic.twitter.com/4E7jijTm9f
— so (@sora_terada) May 25, 2020
小二の息子にめっちゃ久々に「鬼から電話」を使ってみた。
「こ、こんなんママが、アプリのやつ、使ったん、やろ?ぜんぜん、怖くないし!」
と、急いでパジャマ着替えて歯磨きして寝てった。
まだまだ可愛い♡— みやこんぶ (@miyaconbo) May 16, 2019
1歳8ヶ月の二男はママがいろんな方法で怒ってもゲラゲラ笑ってぜんぜんきかないので「仕方ない、やるか」と心に決めて、いざ鬼から電話をかけてもらった。
画面見てゲラゲラ笑ってた。
もしかしてサイコパスですか?— 𝔻𝕖𝕔𝕠ʕ•ᴥ•ʔ (@butakusakirai) August 29, 2019
子どもによって効果のあるなしが分かれるので自分の子どもにはどの程度なのか使ってみないと分からないところですが。
効果ありすぎて怯えてしまうのも嫌ですよね。
中には強がりで「怖くない」と言っていても、本当は「怖い」という子どももいます。
『鬼から電話』も小学生男子には効果なし。「こんなの全然怖くないよ!本当に怖いのはさ、妖怪夜行さんだよ!夜行さんってのはさ、首のない馬に乗っかった妖怪で…」と全然興味ない妖怪話を延々聞かされそうになったぞ…そっちのが怖いわ
— knockout_ (@knockout_) November 2, 2012
0歳だと鬼とか怖いとかまだ分からない子が多いと思いますが、1歳2歳くらいから怖さが分かるようになってきます。
鬼から電話アプリの効果があるのは1歳2歳~小学生頃ですが、小学生になっても怖がる子はいます。
鬼から電話アプリのメリットデメリット




鬼から電話アプリのメリット
鬼から電話アプリのメリットは、
- 親の言うことを聞いてくれる
- 育児のストレスが減る
です。
鬼から電話アプリを使って効果がある年齢は、イヤイヤ期やまだ大人の言うことが理解できない保育園や幼稚園の子たちです。
親としては面白がって子どもを怖がらせたいだけで鬼から電話アプリを使うわけではなく、少しでも言うことを聞いてくれたらという思いからなんですよね。
だって、出かける時間なのに
- 歯磨きしない
- 服着ない
- パンツも履かない
ごはんやお風呂も食べない・入らない・遊び始めるなど、たったひとつのことでさえ全くスムーズにいかない。
怒鳴り散らすことで自己嫌悪になるし、そもそも怒ったところで自分だけ疲弊して言うこと聞かないし。
もう、猫の手でも鬼でも、少しでも育児がラクになるなら助けてほしいという気持ちだと思います。
鬼から電話アプリのデメリット
鬼から電話アプリのデメリットは、
- 恐怖で行動を支配してしまう
- なぜダメなのかが分からない
- 安心できる場所がなくなる
です。
鬼から電話アプリについては賛否両論あるのですが、その中でも恐怖心で子どもを親の思い通りにさせることについて疑問の声が多かったです。
「悪いことすると〇〇に怒られるよ」
「言うこと聞かないとおばけがくるよ」
なども同じなのですが、この言い方は「怒られたくないからちゃんとやる」「おばけは嫌だから言うことを聞く」になってしまいます。
これだとなぜダメなのかという理由を子どもが理解するきっかけを奪ってしまうんですよね。
行く末は極端ですが「怒られないなら何してもOK」みたいな抜け穴ばかり探すようになってしまうのなと思いました。
それに子どもからしてみれば、大好きなお母さんやお父さんが自分の味方ではなく鬼の味方だと思ってしまいます。
やっちゃいけねんだってよ。 鬼から電話が来る、もそう。 その講義が科学的検証に基づくものなんかは知らんが、「味方やと思ってた信頼してるおかあちゃんが恐いものを見せてくる」ってことが 子供の拠り所をなくすとかなんとか よくわからんけど あんまよくないんだって
— えいり (@hey48low) February 3, 2016
親や家は子どもにとって安心できる場所でありたいですよね。安心する人や場所があるから子どもは外で頑張れるとも聞きます。
そんな安心できる人や場所に鬼が来るようになったら・・・。
恐怖で子どもを支配するのは親や大人のメリットしかなく、子どもにとってはデメリットしかないのかなと私は感じてしまいました。
でも、鬼から電話アプリに助けられている親はたくさんいると思います。
余りにも子どもらが悪いことばかりするので今更ながら「鬼から電話」をDLした。ら…、息子は大泣き、娘はシュンっとなった。かわいそすぎる…。後悔しながらもここまでしないとどうにもならない状況に、なんと言うか、哀しくなった…
— ルーローハン好きnonkobunことなりちゃん (@nanomama3love) January 25, 2015
だって育児は正解はないし恐怖心とかトラウマとか言ってられないくらい大変な人だっています。
鬼から電話アプリも使い方によっては育児を少しでもラクにしてくれるアイテムになってくれるので、上手な使い方を紹介します。
鬼から電話アプリの上手な使い方
鬼から電話アプリの上手な使い方は、
- ここぞというときだけ使う
- お母さんやお父さんは子どもの味方をする
です。
お母さんお父さんの心も体も余裕がなくて、「あぁ・・もう無理だ・・」と絶望に近い気持ちになることって育児ではよくあることです。
もう最後の砦、最終手段として鬼から電話アプリを使う。
ただそのときは、親は鬼の味方をするわけではなくあくまでも子どもの味方でいるスタンスで。
「守ってあげるから大丈夫」
「やっつけるから安心してね」
などお母さんやお父さんは自分の味方だと安心できる声掛けは必須です。
とはいっても子どもがどんな反応をするのかは未知数なので、怖がらせて言うことを聞かせることに少しでも疑問があるならアプリは使わない方がいいのでしょうね。
鬼から電話アプリの豊富な種類
鬼から電話アプリはいろんばバージョンが登場しています。
- ほめる・おはなし
- お勉強
- 鬼シリーズ
- 期間限定
- ガールズ×戦士シリーズ
- ごはん・歯磨き
- お着換え・お出かけ
- お片付け・生活
- 寝ない
- おくすり・健康
など、日常生活のシーンによって使い分けることができます。
キャラクターは
- 鬼(赤・青・緑・紫・黄色)
- 魔女
- 顔なしおばけ
- おっさん
- 妖怪
など怖い・不気味なキャラクターの他に、
- ネコ
- リス
- くまのぬいぐるみ
- 妖精
など褒めてくれたり行動を促してくれるかわいいキャラクターもたくさんいます。
期間限定ではサンタクロースから電話がくるなどの季節のキャラクターが登場しています。
恐怖心を与えて脅すのではなく、よーいどんで競争したり魔法をかけてくれるなど楽しくできるような内容です。
どちらも同じ画面上にあるので、かわいい系で行動を促す予定がスマホ画面を子どもに見られ鬼を怖がってしまう・・
なんてハプニングもありそうですが、育児をラクにしてくれる味方になってくれます。
鬼から電話アプリとは
鬼から電話アプリとはシリーズ累計2,200万ダウンロードもされた育児をサポートしてくれるアプリです。
アプリを開発したメディアアクティブ株式会社はサービス理念に
- 基本的生活習慣の形成
- EQ(こころの知能指数)育成
を掲げています。
過去にはだいすけお兄さんやauのCMのおにちゃん、オードリー春日さんやヒカキンさんともコラボしたことがあるんですよ。
代表の佐々木孝樹さんは秋田出身で、秋田県と言えばなまはげですよね。
鬼から電話アプリは佐々木さん自身の小さい頃のなまはげ体験が活きているみたいです。
鬼から電話アプリは子どもを怖がらせるためのアプリではなく、子ども自身に行動を促すことが狙いとのこと。
また、利用ユーザーからのネガティブな口コミも見て、改善やリクエストもアプリに反映しているんですよ。
トラウマ?ちょっと怖い絵本
ちょっと怖い絵本を紹介します。
ねないこだれだ
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私の小さい頃からあったおばけの絵本、ねないこだれだ。
寝ない子どもはおばけになっておばけの世界に連れていかれてしまうというお話です。
内容も絵もシンプルで読みやすいですが、ちょっと不気味なんですよね。
しつけの絵本ではないのですが、親が「寝ない子はおばけに連れていかれちゃうよ」って言ったら怖がってしまったという子どももいます。
いるの いないの
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いるの いないのという怪談絵本。
文字は少なめですが想像力が膨らむ分恐怖心が増していきます。
鬼から電話アプリで後悔、まとめ
鬼から電話アプリは子供の年齢や性格によって、トラウマレベルの恐怖心を与えてしまうこともあります。
でも上手に使えば育児の味方になってくれると思うし、どうぶつや妖精などの褒めてくれるキャラクターもアプリにたくさん登場しています。
子どもに合った使い方をして、少しでも育児をラクに楽しくできるといいですよね。