海老の頭の味噌汁が生臭い!原因はそのまま入れるから。焼くだけの臭み抜きの方法紹介

<記事内に商品プロモーションを含む場合があります。>

海老の頭の味噌汁が生臭い原因はそのまま味噌汁に入れているからです。

入れる前に海老の頭を鍋やトースターで数分焼いたり煎るだけで生臭さがなくなり、海老出汁のおいしい味噌汁ができますよ。

買ってきてから時間が経つと海老はどんどん鮮度が落ちるので、当日に食べるなり出汁にして冷凍することをおすすめします。

この記事では海老の頭の味噌汁が生臭くならならい方法や、冷凍出汁キューブの作り方を紹介しています。

またスーパーでの鮮度のいい簡単な海老の選び方もまとめたので参考にしてくださいね。

目次

海老の頭の味噌汁が生臭い!臭み抜き方法は焼くだけ

海老の頭を味噌汁にそのまま何もせずに入れて煮ると生臭くなってしまうので、焼いたり炒ってから使いましょう。

ひと手間加えるだけで生臭さがなくなり美味しい海老の頭の味噌汁ができますよ。

やり方は簡単で、フライパンやオーブン、魚焼きグリルで焦げないよう水分を飛ばすだけです。

少し塩を振るとえびから水分が出やすくなりますよ。

鍋やフライパンを使う方法

  • 海老の頭を入れる
  • 数分炒めて少し焼き色がついたら取り出す

オーブンを使う方法

  • 天板にクッキングシート敷きよく洗った海老の頭を並べる
  • 230~250℃で5分ほど、焼き色が付いたら取り出す

魚焼きグリルやトースターを使う方法

  • アルミホイルを敷きよく洗った海老の頭を並べる
  • 2~3分ほど焼きひっくり返し、両面に焼き色が付いたら取り出す

このようにキッチンにあるアイテムを使って海老の頭を焼いて味噌汁に入れるだけで、生臭い風味とはおさらばです。

海老の旨みがたっぷり詰まった美味しい味噌汁を簡単に作ることができますよ。

海老の頭はお刺身やおせち料理の車エビのうま煮の余ったものを使う人が多いと思いますが、もし調理前の海老があって何を作るか悩んでいたら。

焼き海老にすると残った頭はその後味噌汁に入れられるので余計な手間が省けますよ。

また、味噌汁に入れるものとは別に、

  • オリーブ油
  • にんにくやコショウ

を使って焼くとカリっと香ばしい海老の頭の塩焼きやガーリック風味のおつまみが一緒に作れます。

薬味や調味料を使ってを臭み抜きする方法

海老の頭が生臭いときはフライパンやオーブンで殻を焼くと気にならなくなりますが、薬味や調味料を使う方法も紹介しますね。

ただもし生から調理するという場合は、下処理で生臭いのがかなり変わるのでしっかり下処理しましょう。

もし殻を焼いても生臭さが気になったら、

  • しょうが
  • ネギ

を味噌汁に入れてみてくださいね。

長ネギがたっぷり入った海老の頭の味噌汁は、シンプルな材料だけでもとっても美味しいです。

また殻を茹でるときは強火でグツグツ沸騰させてしまうと灰汁が出て臭みも出てきてしまうので、弱火で作りましょう。

それでもまだ海老の頭がたくさんあって使いきれない!というときは、海老出汁にして冷凍すると1ヶ月ほど保存できます。

海老の頭で出汁を取って冷凍する方法

もし海老の頭が味噌汁だけでは大量に余るなら、出汁を取って冷凍してしまえば長期間保存できます。

海老の頭を鍋やフライパンに入れコロコロ転がしながら煎っていきます。塩を少し入れると水分がでやすくなりますよ。

数分で殻が白っぽくなり香ばしいにおいがしてきたら、次は鍋に入れて弱火で煮ていきます。

もしミキサーがあれば海老の頭を粉々にするとさらに濃厚な海老出汁が取れますよ。粉々にしなくても良い出汁が出るのですが、もしあればやってみてください。

海老の大きさにもよりますが頭4~5㎝くらいの大きさなら、水は海老5~6匹で水400~500mlくらいです。

大きい海老なら水の量を調整してくださいね。だいたいで大丈夫です。

弱火で煮ていると水が黒っぽくなるのですが最後にこすので取らなくても構いません。

10分ほど煮たら熱い内にザルにペーパーをしいて濾します。

熱が取れたら製氷機や冷凍用のキューブ容器に入れて冷凍庫で2~3週間保存が出来ます。

小分けにしておくことで味噌汁に使ったり茶碗蒸しやうどんやスープに好きな分量使えるので便利ですよ。

海老の頭の味噌汁が生臭いときの理由は鮮度

海老の頭を味噌汁に入れたときに生臭い理由は、

  • 鮮度が落ちている
  • 生から作るなら下処理が甘い

があります。

どんな食材でもそうですが、特に生ものの魚介類は冷蔵庫に入れていても時間と経つにつれ鮮度が落ちます。

なので買ってきた当日には全部使い切ってしまい、冷蔵庫で保存しないようにするのは必須です。

買ってきてすぐに使ったとしても、運悪く鮮度が良いとはいえないものを選んでしまったこともあるかもしれません。
スーパーで売っている鮮度のいい海老の見分け方はけっこう簡単です。

  • 全体的にツヤがあるもの
  • 頭や尾が黒ずんでいないもの

です。

ツヤツヤして尾が赤くハリがあるのは海老が新鮮な証拠で、反対にツヤがなかったり尾や殻が黒や緑ががったものは鮮度が落ちています。

また、スーパーでは難しいと思いますが、鮮度が落ちていると海老の頭はグラグラしています。

もし頭がない無頭えびのときは尾をよく見てくださいね。殻をむいてあるえびはプリっとしていて透明ががって張りがあるものを選びましょう。

またパック内にえびの水分が多く出ているものはあまり良いとはいえないので選ぶのは避けてくださいね。

海老の頭の味噌汁が生臭いときの対処法や原因まとめ

海老の頭を味噌汁はそのまま入れるとどうしても生臭くなってしまうので、お湯に入れる前に頭を焼いたり煎ってくださいね。

数分焼くだけで生臭さも気にならなくなり、海老の頭の出汁の美味しい味噌汁が完成しますよ。

もし海老の頭が大量に余っていたなら、一緒に塩焼きやオリーブ油をかけてガーリック風味にすると簡単におつまみができます。

それでも処分しきれないときは海老の頭でだしを取って冷凍してくださいね。