生クリームを固くする方法はとにかく冷やすこと。レモン汁を使う方法も紹介

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生クリームを固くする方法は、手っ取り早いのが部屋の温度を下げてボウルを冷やしながら混ぜることです。

生クリームって暖房が効いていたり、部屋の温度が高いと固まりにくいので冷やしてあげましょう。

また、レモン汁をジャムを入れる方法もありますよ。

生クリームが固まらないときに固くする方法の他に、

  • 生クリームが固まらない原因
  • 生クリームは液体のまま冷凍する方法

もまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。

目次

生クリームを固くする方法

生クリームを固くする方法はとにかく冷やすこと。レモン汁を使う方法も紹介

生クリームが固まらなくて困ってしまったときに、固くする方法をご紹介します。

よっぽどのことがない限り、生クリームが固まらないということはありません。

固まらなくて困っている人は、生クリームを氷水のボウルにあてて、冷やしながら混ぜてみましょう。

また、生クリームは泡だて器で混ぜてもホイップが作ることができますが、とても時間がかかります。

電動ミキサーを使っても20分程かかることもあります。なので、根気よく混ぜ続けてみましょう。

どうしても固まらない場合は、レモン汁や酢を入れると固まってきます。

その場合は、200mlの生クリームに4、5滴入れて混ぜていくとなめらかに固まってきます。

入れすぎると戻すことができないので、様子を見ながら調整していくことをおすすめします。

また、レモン汁や酢を入れると風味が変わってしまうのではないか心配になると思いますが、少量入れるだけなので、味は特に変わることがないので安心してくださいね。

他にもジャムやヨーグルトを入れても固まってきます。

その場合は、200mlの生クリームに大さじ1~2のジャムまたはヨーグルトを入れてください。

こちらの方法ではレモン汁や酢と違って、ジャムやヨーグルトの味が生クリームに風味としてついてしまうので、生クリームの味を楽しみたいお菓子作りには向いていません。

しかし、デコレーションケーキに使う場合には、色がついたり、味がついていて、いつもとは違った味を楽しむことができますよ。

 

生クリームが固くならない原因

生クリームを固くする方法はとにかく冷やすこと。レモン汁を使う方法も紹介

生クリームを混ぜていてもなかなか固まらないときがありますよね。

なぜ固まらないのでしょうか?実はしっかりと原因があります。

原因は、

  • 生クリームが冷えていない
  • 泡立てが足りない
  • 油や水分がついていると固まりにくい

があるのでひとつずつ紹介していきますね。

生クリームが冷えていない

生クリームのパッケージの裏にも、泡立ての仕方はよく書いてありますが、面倒だからと言って氷水につけずに泡立てをしていませんか?

氷水につけながら泡立てをしないと固まりにくくなります。

また、冬場だと暖房をつけていたり、夏場だと室温が高いといった環境が原因で固まりにくい原因になっている場合もあります。

ケーキ屋さんの厨房はそのことも考えられて、涼しい室温になっています。

生クリームのためだけに涼しい部屋で作ることはしなくても大丈夫ですが、生クリームを使っている時だけでも、暖房を消したり、部屋の環境も変えてみてくださいね。

他にも生クリームを使う際にはぎりぎりまで冷蔵庫で冷やしていたり、ボウルも一緒に冷蔵庫で冷やして置いたりとひと工夫をすることで、固まりやすくなりますよ。

泡立てが足りない

単純に泡立て回数が足りないことから固まらない原因になります。

お菓子作りを普段しない人は、すぐ固まると思っているかもしれないですが、ホイップクリームを作るのは実は重労働です。

泡だて器で混ぜていても30分程かかることもしばしばです。できれば電動ミキサーを使うことをおすすめします。

また、生クリームには動物性脂肪と植物性脂肪と2種類あります。

お菓子作りによって使い分けをすると、味にも変化が出てくることはもちろん、固まりやすさも違います。

動物性脂肪の生クリームは、味が濃く、重めのホイップクリームになります。

反対に植物性脂肪の生クリームはさっぱりとした味わいで軽い食感です。

値段も違ってきて、売り場で同じ生クリームなのに何が違うんだろうと疑問に思っていた方もいると思いますが、このような違いがあります。

固まりやすいのは動物性脂肪の生クリームなので、固まりやすい生クリームを選びたい場合はそちらを選んでみてくださいね。

ボウルに油や水分がついていると固まりにくくなる

生クリームは油分や水分が原因で固まらないこともあります。ボウルや泡だて器の使う道具はしっかりと洗浄をして乾かしてから使用してください。

しっかりと洗浄することは、食中毒を起こさないことにもつながるので、料理をする際には気を付けてください。

ちょっとしたことで生クリームは固まらなくなるぐらい、繊細に扱ってあげなければいけない食材です。

でも、これらのことを気を付ければ、失敗することはほぼありません!安心して生クリームを使ってくださいね。

生クリームを冷凍したい、パックのままできる?

生クリームを固くする方法はとにかく冷やすこと。レモン汁を使う方法も紹介

生クリームを泡立てた状態で冷凍することは聞いたことがありますが、販売しているパックの液体のままの状態で冷凍することはできるの?と疑問に思ったことはありませんか?

実はパックごと冷凍することはできます。

パックを開けていない場合はそのまま冷凍庫に入れて冷凍をしましょう。

もし開けている場合には、ジップロックに入れてこぼれないように平らな場所に入れれば大丈夫です。

もし液体がこぼれてしまっても、ジップロックの中なら安心です。

生クリームをパックのまま冷凍する際に注意してほしいことは、加熱料理にのみ使うこと。

一度冷凍した生クリームは、泡立たないからお菓子作りには使えません。できても分離したり、食感、味も悪くなってしまします。

なので、パックのまま冷凍した生クリームは、スープやパスタのソースなど、温める料理に使いましょう。ホイップクリームとして使いたい場合は泡立ててから冷凍してくださいね。

冷凍したら、なるべく早く使い切るようにして、長くても1~2週間で使い切るようにしましょう。

使うときには冷蔵庫で解凍をしてから使うことをおすすめしますが、スープなどに入れる場合は凍ったままでも大丈夫ですよ!

一度で使い切るのが難しいので、けっこう残りがちですが、冷凍することができるのはありがたいですよね。

使い終わったら長い事冷蔵庫に保存してから冷凍するのは衛生上あまりよくないので、使い終わったらすぐに冷凍をして、なるべく早めに使ってくださいね。

お菓子作りにも料理にも使える生クリームですが、実は扱いづらく、失敗もしやすいものですが、今回ご紹介したように気を付ければ安心ですね。

ぜひ参考にしてみてくださいね。