クッキーの焼きたてがふにゃふにゃの時は、まず1時間放置して冷ましてください。
クッキーの焼きたてって生焼けやしっかり焼けていないこともありますが、冷ませばとカリっとするのがほとんどです。
ただ生焼けの可能性もあるので、ふにゃふにゃの焼きたてクッキーの匂いを嗅いでみてくださいね。
この記事ではクッキーを幾度となく手作りしている私が、クッキーがふにゃふにゃになった時の対処法をまとめました。
上手に作るコツも詳しくまとめたので要チェックです。
目次
クッキー焼きたてがふにゃふにゃの時の対処法
焼きたてのクッキーがふにゃふにゃでどうすればいいのかわからない場合、まず焼きたてのクッキーを冷ましましょう。
焼きたてのクッキーはふにゃふにゃとしており、やわらかくなっています。
金網の上に乗せて、常温で1時間程放置すれば焼きたてクッキーも冷めてカリっとした食感になりますよ。
娘がクッキー焼いてたみたい
焼きたては柔らかいけど冷めたらあの食感になるらしい
子どもらしいカラフルな仕上がり😄 pic.twitter.com/hVzoUFj6AI— RED (@jonerations) July 12, 2020
豆知識ではありますが、フォーチュンクッキーは焼きたてのふにゃふにゃの状態を利用して、形を作ります。
このように、焼きたての状態だからふにゃふにゃとしているだけなので、失敗した訳ではありませんので安心してください。
冷めてもカリっとしていない場合、オーブンまたはオーブントースターで焼いてみるのも一つの手です。
焼き目がついている場合は、焦げてしまう可能性もあるのでトースターを使う場合はアルミホイルを被せてください。
しかし、クッキーも生焼けの状態の場合もふにゃふにゃとしています。
レシピ通りのオーブンの温度や時間を守ればよっぽどのことがない限りは生焼けになることはありません。
生焼けの状態なのか判断が難しい場合、クッキーの匂いを嗅いでみましょう。
焼けている場合は、香ばしいクッキーの香りになっていますが、生焼けの場合はまだ少し小麦粉のようなにおいが残っています。
見た目だけでは判断がしずらいのが難しいところですね。
焼く前にクッキーの匂いを嗅いでみると、出来上がりとその前と違いがわかるので、生焼けか心配になってしまう人は焼く前に確認してみてくださいね。
クッキー焼きたてがふにゃふにゃになる原因
焼きたてではないのに、クッキーがふにゃふにゃになってしまうのは、しっかりと焼けていないことが原因です。
オーブンの温度が低かったり、焼き時間が足りなかったりするとしっかりと焼くことができず、生焼けの状態になり、やわらかくなります。
レシピに載っているオーブンの温度で、同じ時間焼いているのに、生焼けの状態。ということはよくあることです。
オーブンといってもいろんな種類のオーブンがあります。ガスオーブン、電気オーブン、大きさも様々です。
レシピと同じように焼いても、同じようにならないのはオーブンの違いも関係しています。
お菓子屋さんで使っているオーブンは大きくて、一気に温度が下がることはありませんが、家庭用オーブンではオーブンのドアを開けていれば一気に温度が下がってしまいます。
オーブンを開けてから、クッキーをすぐに入れて焼くことを意識すれば、温度も大きく変わりませんが、オーブンのドアを開けっぱなしにしてなにか作業をしてしまうと、せっかく余熱をしたオーブンの意味がなくなってしまいます。
温度が下がったオーブンで、焼いてもしっかりと焼けずに生焼けになってしまうということが原因ですね。
しっかりとした温度、時間でもふにゃふにゃになってしまうのは、クッキー生地が均等に伸ばしてないのも関係している可能性があります。
クッキーの種類にもよりますが、型抜きクッキーだと生地を伸ばしてから型抜きをします。
生地を均等に伸ばしていないと、分厚い部分と薄い部分とあり、厚い部分は火が通りにくく、他の部分が焼けていても厚い部分だけ生焼けになる可能性があります。
型抜きクッキーの場合は均等に伸ばす、アイスボックスクッキーの場合は均等に切る、絞り出しクッキーの場合は同じ高さに絞る。
このように、分厚すぎずにクッキーを型取りすることで、生焼けを防ぐことができますよ。
クッキー焼きたてがふにゃふにゃにならないコツ
クッキーがふにゃふにゃにならないように作るコツをご紹介いたします。
- 材料をしっかり測る
- 下準備をする
- 混ぜすぎない
- 冷蔵庫で生地を冷やす
- 金網で冷ます
上記のコツを掴めば、上手にクッキーを作ることができます。
細かく説明していきましょう。
材料をしっかり測る
あたりまえではありますが、材料をしっかりと測ることは大切なことです。
料理でもお菓子作りでも失敗することが多い人は、材料を大雑把にしている人が多数です。
たまご半分とレシピに書いてあっても、たまごの大きさLとMでも量が変わってきます。
レシピ本には準備のページなどにたまごの大きさも記載されていると思うので、目を通してみてくださいね。
下準備をする
下準備をしずに作り出すと、時間がかかってしまったり、バタついてしまって失敗につながることがあります。
- 材料を測ったら小麦粉はふるいにかけておく
- 卵、バターは常温にしておく
- オーブンは予熱をする
このように下準備をしておくことで作業をスムーズに行うこともできます。
特にバターは常温に戻しておかないと、冷たいままだとうまく混ぜることができません。
レンジや湯せんで温めると、溶けてしまうので常温でゆっくりとやわらかくしましょう。
オーブンの予熱は、焼く温度の+10℃高く設定をすると、クッキーの出し入れの際に温度が下がりにくくなります。
もちろん焼く時の温度は、レシピに書かれている温度を守ってくださいね。
混ぜすぎない
レシピ本でもよく書かれているとは思いますが、生地を混ぜ合わせる際に切るように混ぜましょう。
混ぜすぎると食感が変わってきてしまうので、粉っぽさがなくなるぐらいで大丈夫です。
クッキーは小麦粉の量が多いので、本当に混ざる?と思うかもしれませんが、生地を切るように繰り返しているとまとまってきますよ!
冷蔵庫で生地を冷やす
クッキーづくりで必ずある工程ですが、一番待ち遠しい時間でもありますよね。
早くクッキーを作りたいからと言って、しっかりと冷やしていないと、クッキー生地が溶けてきてしまいます。
生地の中のバターが溶けてしまうと、焼いた後の風味も変わってきてしまうので、しっかりと冷やして、生地が柔らかくなってきたら、また冷やしながら作業をしましょう。
金網で冷ます
焼きたてはふにゃふにゃになってますので、金網で冷ましましょう。
金網で冷ますことで、カリっとなりますよ。
お皿でも冷ますことはできますが、クッキーとお皿の間に水蒸気がたまってしまいます。
置きっぱなしには気を付けて、クッキーを冷ませば完成です。
小さいころからお菓子作りが好きで、簡単に作れるクッキーはたくさん作ってきました。
その中でもふにゃふにゃになりにくいと思うクッキーは、型抜きクッキーです。
私の中でアイスボックスクッキーは、ふにゃふにゃになりやすい印象があります。
ふにゃふにゃになりやすい、なりにくいと言うよりは、焼けているか焼けていないかわかりやすいクッキーですね。
これはわたしの感覚なので、人それぞれ意見はあると思いますが、参考にしてみてくださいね。