ぶりしゃぶが生臭い時にすぐできる対処法は、キッチンペーパーで水分と血を吸い調理酒と塩を使います。
その後少し時間を置くのでちょっと手間はかかりますが、キッチンにあるものを使って生臭いぶりしゃぶを美味しく復活させられますよ。
ぶりしゃぶは新鮮ではないと生臭くなってしまうことが多く、スーパーでの新鮮なぶりの選び方も紹介しています。
簡単に臭み抜きができるのでぜひ試してみてくださいね。
目次
ぶりしゃぶが生臭い時の臭み抜きの方法
ぶりしゃぶが生臭いときの臭み抜きの方法や食べ方をご紹介します。
刺身用のぶりを購入しても食べてみて生臭かったら残念な気持ちになってしまいますよね。
ぶりしゃぶをする前にぶりの臭み抜きをしておくだけで、安心しておいしいぶりしゃぶを食べることができます。
ぶりしゃぶが生臭いときの臭み抜きの手順は、
- キッチンぺーパーで水分と血の部分を吸わせる
- 調理酒を多めに振る
- その後塩を振りかける
- 1時間ぐらい放置する
です。
そうすると、ぶりから水分が出てきますので、その水分をキッチンペーパーでふき取って完成です。
魚の生臭さがなくなって、美味しいぶりしゃぶになりますので、少々手間はかかります味はかなり変わってきます。
生臭さがなくなれば美味しく食べることができますが、しゃぶしゃぶする際にも注意があります。
ぶりに火を通しすぎると身がぱさぱさになってしまいます。
せっかく脂がのったぶりがぱさぱさになってしまったら困りますよね。
鍋の火は強火よりも弱火~中火程度にして、一枚ずつ丁寧にしゃぶしゃぶしていきましょう。
何枚も入れてしまうと出汁の温度が低くなってしまい、火が通りにくくなって長く鍋の中にいることになるので、身がパサついてしまいます。気を付けてくださいね。
ですが、
「臭み抜き面倒だな。出汁でごまかすことはできないかな?」
と思ったことがありませんか?
ここで試してみてほしいのが、生茶をつかったぶりしゃぶです。
一度耳にしたことはあるかもしれませんが、これが美味しくなるんですよ!
作り方はとっても簡単です。
鍋の出汁に生茶を使用して、ぶりをしゃぶしゃぶして食べるだけです。
生茶の緑茶成分でぶりの生臭さを消してくれたり、脂を程よく落としてくれてさっぱりと食べることができます。
詳しいレシピはキリンのホームページにも記載してありますので、一度見てみてくださいね。
ぶりしゃぶが生臭いは理由は新鮮じゃないから

ぶりしゃぶが生臭くなる理由は新鮮ではないからです。
新鮮じゃないぶりを使用すると生臭くなってしまって美味しく食べることができなくなります。
刺身用のぶりを買ったのに生臭くなった。という声も聞いたことがありますが、刺身用でも鮮度が落ちている場合もあります。
また、一度冷凍したものを解凍している場合もあり、そのようなぶりでぶりしゃぶをすると生臭くなることがあります。
生臭いぶりだった場合には、しゃぶしゃぶをしてから一度冷水にくぐらせるだけで多少生臭さをなくすことができますよ。
時間があるようでしたら、臭み抜きをしてから食べたほうが断然美味しくなります。
また、ぶりを選ぶ時には新鮮なものを選ぶようにしたり、野菜やつけだれで臭みを抑えるようにしたりすると生臭かったぶりでも美味しく食べることができます。
ぶりしゃぶにおすすめの野菜は、白菜や水菜ですが、私のおすすめはスライスした長ネギや生姜の千切り!
長ネギや生姜には臭み消しの効果もあるので、生臭いぶりだった時にも生臭さを軽減することができますよ。
他にもつけだれにゆずを入れたり、出汁に少々日本酒を加えてみてもいいですね。
ぶりの美味しいエキスがたっぷり入った出汁になるので、〆には雑炊がおすすめです。
ぶりには栄養がたくさんあるので、雑炊まで全部美味しくいただきましょう。
ぶりしゃぶの美味しい部分はどこ?腹身の見分け方




ぶりしゃぶをする際に美味しく食べることができる部分は、腹身です。
腹身には、脂がのっていて濃厚な味わいを楽しむことができるので、ぶりしゃぶにおすすめです。
腹身の見分け方は、
- 皮が白っぽい
- 身にサシが入っている
- 細長く平たい形をしている
このような部分であれば、腹身です。
サシが入っていたり、細長い形と言われても分かりにくいですよね。
そんな時は、皮の色で判断してみてください。
背身は皮が黒っぽいので、分かりやすいですよ。
部位を間違えても食べることはできますし、背身はさっぱりとしているので好きな方は好きだと思うので間違えて購入しても大丈夫ですよ。
腹身は脂がのっていてぶりしゃぶにはおすすめですが、冬の寒ブリは脂がたくさんのっているので、寒ブリでのぶりしゃぶはもっとおすすめです。
また、ぶりしゃぶにする際には新鮮なものを選ぶ必要があるので、刺身用のブリを使いましょう。
新鮮なブリを選ぶには、血合いが赤いものが新鮮な証です。
刺身用のぶりでも、すでに切ってあるものとさくになっているものとありますが、おすすめはさく。
さくで購入すれば、鮮度が落ちにくく自分好みの切り方や薄さで食べることができますよ。
おすすめは4~5ミリの薄さです。火が通りやすく、食べやすい薄さなんですよ。
あまり分厚く切ってしまうと火が通りにくくなってしまい、しゃぶしゃぶにならないので、注意してくださいね。
刺身用のぶりが厚い場合や、上手に切る自信がない人は、魚屋さんでカットしてもらうこともできるので、気軽に相談してみてくださいね。
魚は手で触れば触るほど鮮度は落ちて行ってしまうものです。さくで購入した場合は、食べる前に切ることをおすすめします。
寒くなってくる季節には、ぶりに脂ものって美味しく食べることができるので、ぶりしゃぶをして体も温めてみてくださいね。
臭み抜きやぶりを選ぶポイントをご紹介いたしました。
是非参考にしてみてください。