スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介

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スープジャーの蓋が開かないときの対処法は、

  • 手が大きい人や力がある人に頼む
  • 濡れタオルや輪ゴムで滑りにくくする

など、原始的ですが力を使うことが1番安全に開けられます。

開かないからといって温めると中の圧力が上がり蓋が勢いよく弾け飛びケガをする可能性もあるので絶対にやめましょう。

この記事ではスープジャーの蓋が開かないときの、

  • すぐにできる対処法
  • 温めたり放置をしてはいけない理由
  • 蓋が開かない!を防ぐためには?

をまとめました。スープジャーをよく使う人はぜひ参考にしてくださいね。

目次

スープジャーの蓋が開かない時の対処法

スープジャーの蓋が開かないときの対処法は、

  • 腕力に自信がある人にお願いする
  • 内圧を抜く(象印・サーモス)
  • 道具を使って力が入りやすくする
  • 中のものが冷めるまで待つ(長時間放置は禁止)

です。

スープジャーの蓋が開かないときは中の圧力が上がって開けにくくなっていることが多いので、「力」で開けるのが安全な開け方です。

蓋や本体を温めるといきなり蓋が弾け飛ぶことがあるので絶対にやめましょう。

腕力に自信がある人にお願いする

1番手っ取り早いのが、手が大きくて腕力に自信がある人に開けてもらうことです。

スープジャーは水筒と違って本体が低く太めなので、手が小さいと持ちにくく力が入りにくいんですよね。

ここは近くにいる開けられそうな人にお願いして蓋を開けてもらってくださいね。

内圧を抜く(サーモス・象印)

象印やサーモスのスープジャーには、圧力が上がって蓋が開かなくなったときに開けやすくする機能が備わっています。(全製品ではありません)

<象印の場合>

キャップを外して圧抜きの小さな穴につまようじの後ろ部分で押すのですが、尖っている方だとパッキンが破れてしまうことがあります。

スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介 スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介

参考:象印公式サイト

 

<サーモスの場合>

サーモスは象印のように圧抜きの機能が別にあるわけではなく本体に組み込まれています。

スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介

参考:サーモスJBR用取扱説明書(pdf)

少しでも蓋を回せれば圧抜きが自動でできるようになっているので、力を使ってか、この後で紹介する道具を使ってみてくださいね。

スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介

それでも開かない場合はサーモスに電話しましょう。

道具を使って力が入りやすくする

スープジャーが開かない時の対処法。絶対温めてはいけない理由も紹介

スープジャーの本体が持ちにくく力が入りにくいときは、

  • 濡れたタオルを巻く
  • 本体や蓋に輪ゴムを巻く
  • 滑り止め付きの軍手をする
  • 蓋を開けるオープナーを使う

↑を試してみてくださいね。

すぐにその場でできるのは、水で濡らしたタオルを絞って本体や蓋に巻いたり、輪ゴムを巻くことで滑りにくくすることです。

滑りにくくすることで力が入りやすくなり開けることができますよ。

それでも開かない場合は引っ越しなどで使う滑り止めが付いている軍手や、蓋を開けるためのオープナーを使ってみましょう。

こんな道具でジャムなど固い瓶の蓋を開けるときに使うやつで100均のダイソーにも置いてあります。

ただスープジャーの蓋が合うのか?と、手が小さい人だと持ちにくいと思うのでどんな蓋にも合うオープナーもありますよ。

腕力で開かない場合は道具を使ってトライしてみてくださいね。

中のものが冷めるまで待つ

スープジャーが開かないときは中に入れたものの熱によって圧力が上がっているためなので、少し時間をおいて冷めるのを待ってみましょう。

少し時間を置くことで開けやすくなることがありますが、中のものが腐ったり傷んだりするほどの長時間の放置は危険です。

このあと詳しく紹介しますが、腐敗や発酵によってガスが発生しそれに耐えられなくなった蓋が勢いよく飛ぶことがあります。

スープジャーの蓋が開かない!放置&温めるのは絶対NG

スープジャーの蓋が開かないときに絶対にやってはいけないことは、

  • 本体や蓋を温めること
  • 長時間放置すること

です。

スープジャーの蓋が開かないからとお湯などを使って本体や蓋を温めると、中の圧力が上がりそれに耐えられなくなった蓋が勝手に弾け飛ぶことがあります。

また開かないからと長時間放置すると、中に入れたものが腐ったり発酵することでガスが発生し、蓋が耐えきれなくなり弾け飛ぶことがあります。

これ、ポーンって蓋が飛ぶようなかわいいものではありません。

東京都生活文化局消費生活部ではフードジャーの蓋が開かないからといって温めることの危険性の注意喚起をしています。

蓋が開かなくなった場合に消費者の自己判断でフードジャーを温めると、内圧が上昇するとともに、蓋の剛性が弱くなります。蓋が飛んだり、飲食物が噴き出るなど、けがやものを汚す原因となることがあるため危険です。

参考:東京くらしWEB

どの程度放置すると危険なのかはフードジャー入れたものや気温などよって様々なので一概には言えませんが、なるべく早く開けるに越したことはないでしょう。

スープジャーの蓋が開かない!を防ぐためには

スープジャーの蓋が開かなくなるのを避けるためには、長時間放置しないのはもちろんですが、

  • 適度に冷ましてから入れる
  • 蓋の開けて圧を逃がす

↑をすることで蓋が開かないということを少なくできますよ。

スープジャーはメーカーによって違いますが5~6時間は温度をキープしてくれます。

たとえば朝作って4~5時間後のお昼ごはんで食べる予定なら、食べられないほどの熱々のものをスープジャーにいれる必要はありません。

またスープジャーに入れて蓋をしたあと、出かけるまでに数回蓋を開けることで中の圧力を逃がすことができます。

食べられる温度に適度に冷ましてからスープジャーに入れることや、数回蓋を開け閉めするのは少し手間ですが・・・

いざ食べようと思って蓋が開かなくなるよりマシ。

と思うので試してみてくださいね。

他には落として蓋や本体が変形して開かない場合もあるので、どうしても開かない時はメーカーに問い合わせしてみましょう。

スープジャーが開かない時の対処法、まとめ

スープジャーの蓋が開かないときは、

  • 腕力に自信がある人に開けてもらう
  • 圧抜き機能が備わっていたら試す
  • 道具を使って開ける

です。

冷めるまで少し待ってみるのも有効です。

蓋が開かないからといって温めるのは危険だからやめてくださいね。

スープジャーに入れるときは適度に冷ました温度で入れたり、入れたあとも何度か蓋を開け閉めして圧を逃がすことでだいぶ違うはずなので試してみてくださいね。